こんにちは、KUMABLOGのクマです!
毎日のお食事するときに過ごす場所のダイニングルーム。
しっかりとお食事をして毎日をスタートするのに必要な家具がダイニングテーブルとチェアです。
新しくダイニングテーブルを買い替えたい、新居に必要で探す時、実際にどれくらいのサイズが合うのか悩まれる方が沢山いらっしゃいます。
特に悩むポイントはサイズです。
新しくご用意する場合、今よりも大きくしたいと考えている場合、20㎝や30㎝以上大きくするとなるとイメージができなくて不安になると思います。
また、テーブルとチェアの組み合わせもバランスが重要です。
私自身、インテリアショップでインテリアコーディネーターとして働いておりますが、サイズで悩んでいる方は本当に多いです。
今回はダイニングテーブルとチェアを選ぶときのサイズに関するポイントを2つご紹介致します。
こちらを見て頂ければ、お部屋に合うダイニングセットを選んで頂けます。

私はインテリアコーディネーターとしてインテリアショップで10年以上働いてます。
実際にお店でお部屋のコーディネートを行わせていただいており、年間約300組前後のお客様のお部屋をコーディネートしております。
そんな私のインテリアの知識やオススメのインテリアをご紹介させていただきます!
お部屋のサイズの確認
引用元:https://www.pinterest.jp/pin/604889793696215308/
実際にダイニングテーブルをご用意するお部屋のサイズの確認が必要です。
ダイニングが何畳?
リビングダイニング何畳?
お部屋の形によって、LDK(リビングダイニングキッチン)・LD(リビングダイニング)・D(ダイニング)などとなります。
また、メジャーを使用してダイニングテーブルを置く場所の幅をしっかりと測っておけば大丈夫です。
ここで重要なのが、まわりの家具との距離感、それぞれの家具のサイズです。
ソファ、テレビボード、収納棚など、何かしらの家具がある場合は距離感と家具のサイズを測り、お部屋全体のバランスを見ておくことが重要です。
例えば・・・
・ご家族の人数が2人の場合、最小W600~最大900㎜ 程度
・ご家族の人数が4人の場合、最小W1200~最大W1500㎜ 程度
・ご家族の人数が6人の場合、最小W1600~最大W2000㎜ 程度
一人分のお食事幅は、W600㎜ 程といわれております。
狭すぎは一番ダメですが、広すぎると無駄なスペース(一切使わないデッドスペース)になります。
その分、他の家具のサイズを大きくしたり、わざとお部屋を広くしてスッキリと見せることもできます。
ちなみに、エクステンションテーブル(伸長式)が今人気です。
普段は4人だが、ご来客があって6~8人くらいになる場合は、常に6~8人用のテーブルだとお部屋を圧迫してしまうので、その都度伸ばせる伸長式のテーブルが便利で人気なんです!
伸長式にもテーブルの真ん中を伸ばすタイプとテーブルの端を伸ばすタイプとありますので、ご自宅にあったものを選んでみて下さい。
お部屋に対してはどれくらいまでが置けそうか、生活動線の確保!
テーブルのまわりには、ソファやテレビボード、キャビネットなど、何かしらの他の家具がレイアウトされていると思います。
さらに扉や窓もあるので、生活動線がしっかりと取れているか合わせてバランスを見る必要があります。
生活動線では一人分の幅は800㎜程度必要になりますので、それ以上は家具と家具の間、距離をとってください。
例えば、テーブルとソファまでに距離は800㎜あれば大丈夫なのか???
「絶対ダメとはなりません」が、一人暮らしであれば問題ないと思いますが、2人以上の家族の場合は人がすれ違う場合を想定した距離感も考えてください。
人がすれ違う場合の距離感は、1200㎜程は必要になります。
※良く通る動線なのかそうでないのかも考えて距離感を決めてください。
※収納棚がテーブル横にある場合は、扉が開くかなども重要です。
※チェアがある場合は、チェアに座った時に通れるかどうかもポイントになります。
お食事以外の使い方
基本的にダイニングテーブルはお食事で使用するものだが、最近ではダイニングテーブルで宿題を行うリビング学習が主流になってきました。
仕事でパソコンを使う、趣味で縫い物をするなど、、、ダイニングテーブルで多種多様で過ごしていくものになっております。
どういった過ごし方をするのかしっかりとイメージしておきましょう。
【ダイニングテーブルとチェアの高さ】お食事しやすい高さ
引用元:https://www.pinterest.jp/pin/656258976942991264/
ダイニングテーブルとチェアのバランス=差尺です!
また、差尺を確認後絶対に体感をすることが重要です。
一般的なダイニングテーブルの日本人に合う高さは700㎜~720㎜とされております
しかし、現在では海外ブランドの少し高めのテーブルや低めのテーブルも人気です。
実際にダイニングテーブルの高さを決めるとき、考えるときのポイント「差尺」を見ていきましょう。
ダイニングテーブルとチェアの高さに重要な差尺とは

差尺って知ってる?

さじゃく?

差尺というのは、チェアの座面からダイニングテーブルのトップまでの距離のこと!

へーそうなんだ!
でもどれくらい距離が空いていると良いの?

差尺は280㎜前後あるとお食事がしやすい距離なんだ!
例えば・・・テーブルの高さが700㎜の場合、
チェアの座面高さは420㎜がベスト!
この時の差尺の距離感は280㎜が良いとされます。
窮屈感なく座っていただける距離が差尺の距離なんです。
例えば、座っているときに足をくんだりする方は、テーブルとチェアの間のスペースがないと窮屈に感じてしまいますよね!
あくまでも基本的な人間工学に基づいてなので、背丈によって変わってくるので目安として覚えてください。
だからこそ、差尺の確認は勿論必要ですが、実際は体感することが重要です。
必ず体感していただき、合う合わないをイメージしてください。
リビングダイニング兼用タイプ(低めのテーブル)
いま流行っているのがリビングダイニング兼用タイプのダイニングセット!
テーブルの高さが650㎜~680㎜と少し低めなのが特徴です。
兼用タイプの特徴がテーブルの高さが低いことでチェアも低くなります。
この場合の床からチェアの座面高さは370㎜前後となります。
地面に脚がしっかりつくことで、くつろいで過ごしていただけます。
また、兼用タイプのチェアはベンチソファで組み合わせていることも多いので、よりソファのようにくつろげるようになっております。
大体座面にはクッション付きタイプが多いですね!
ゆったりくつろぎたい方は、高さが低くベンチソファとの組み合わせタイプをオススメします!
テーブルはチェアと組み合わせで高さを選ぼう!
海外の高さ
ヨーロッパなど海外は、750㎜と高めになります。
ニトリ、イケヤや海外ブランドのインテリアショップのテーブルは高めが多いです。
海外の方は背が高いので必然的にテーブルの高さが日本よりも高くなります。
高めが悪いわけではないのですが、テーブルの高さが高くなるとチェアの高さも高くなります。
日本人に合うチェアの高さでダイニングテーブルに合わせた場合、差尺は330~350㎜程になりますので、人によっては高すぎてお食事がしにくくなってしまうので注意が必要です。
チェアはテーブルの高さに合わせて選ぶことをオススメします。
テーブルの高さの決め方はいろいろありますが、失敗しない為には体感すること一番大切です!
体感することで自分が過ごしやすい高さが分かります。
椅子に座らず決めたり、体感せずにネットで買ったりする。
これが一番失敗するパターンです。
体感していただくと分かりますが、1㎝高さが変わるだけでお食事や過ごしやすさが変わります!
ここは面倒かもしれませんが、絶対に確認してほしいポイントになります!
それでもやっぱりサイズが不安な場合は、、、
自身で考えたり、自宅で測ってみたりしたけど不安な方もいらっしゃるかともいます。
家具屋さんでは、サイズを見てくれたり、3Dシミュレーションも無料で行ってくれます。
※3Dシミュレーションは有料のお店もありますのでご注意ください。
不安な方はぜひ、お部屋のお図面もしくはお部屋のサイズを測ってお店にお問い合わせください。
イメージがかなりつきますので、是非ご活用してみて下さい。
私クマも実際インテリアショップ(家具屋)で働いておりますが、図面でサイズ確認して3Dシミュレーションを作成して実際置いた時のイメージを見て頂いております!
悩み過ぎずまずはご相談してください!
家具以外の使い方に関しては、人それぞれなのでどんなふうにご使用したいかをイメージしてみてくださいね。
簡単ですが、以上のポイントをおさえてみてください。
インテリア選びは悩みや不安がつきものですが、楽しんで選んで下さい!
まとめ
いかがだったでしょうか。
日本人に合う一般的なダイニングテーブルの高さは 700㎜~720㎜。
ダイニングテーブルとチェアのバランスがとても大切で、差尺を意識しましょう。
差尺は、テーブルの天板からチェアの座面上までの距離で、この距離が280㎜前後であるのがお食事しやすいとされております。
しかし、実際は使用する人の背丈などで変わっていきますので、家具屋やインテリアショップで体感して頂くことが重要です。
失敗するとお部屋を圧迫してしまったり、もう少し大きかった方が良かったなど後悔をしてしまう可能性がありますので、しっかりとサイズ確認をしてダイニングセットを揃えましょう。