こんにちはKUMABLOGのクマです!
私はインテリアコーディネーターとしてインテリアショップで10年以上働いてます。
実際にお店でお部屋のコーディネートを行わせていただいており、年間約300組前後のお客様のお部屋をコーディネートしております。
そんな私のインテリアの知識やオススメのインテリアをご紹介させていただきます!
今回は、家族が集まるリビングをくつろげる空間としてコーディネートする時のポイントをご紹介させて頂きます。
家族が集まり、共に過ごす中心的な場所であるリビングルーム。
誰もがくつろげる空間づくりを重視しつつ、さまざまなシーンに対応できるフレキシブルなインテリアにするのがベストです。
リビングコーディネートのコツ①
引用:https://www.pinterest.jp/pin/124834220905278892/?nic_v2=1a6xhwIr4
家族も来客もくつろげることが大切
リビングは家族が集まりくつろぐ場所であると同時に、来客を迎えるスペースでもある住まいの核ともいえる中心的な空間です。
家族の団欒を中心に、テレビやラジオ、音楽、読書、家事、接客、趣味、育児など、多種多様に使われます。
このようなさまざまな目的に対応できる機能が求められる空間なので、家族のライフスタイルやインテリアの好みが反映される、リビングを見れば住み手のの人となりが分かると言われております。
くつろぎを尊重するためにはあまりものを置きたくないので、ここで行われる多様な行為に応じて家具や機器類、小物などさまざまなものがリビングに持ち込まれます。
毎日の生活には生活には必要でも見える場所には置きたくない、それらのものを上手く隠して広くゆったり見せる工夫が必要です。
収納(キャビネットなど)を充実させる、適度な仕切りをして都合の悪い部分を隠す、ソファの向きを変えてそれらを目線に入らないようにする、観葉植物で視線をほどよくさえぎるなどで、スッキリ見えてくつろぎ感をUPさせることができます。
リビングコーディネートのコツ②
家族が集まりやすいスペースに
リビングは家族が思い思いにくつろぐ時間が一番長くありたい場です。
皆が自然に集まれるような雰囲気をつくることが大切で、住まいのどこをリビングにするかが重要になります。
外出や帰宅時、あるいは個室への出入りなどの際に、家族がそれぞれどこで何をしているかがさりげなくでも伝わってくるような配置なら、家族同士の接点が自然にうまれ集まりやすくだんらんに適したリビングルームになります。
現在の日本の住宅事情もあり、とにかくお部屋は広く見せたいなど、スペースを広くという声も多いです。
単に面積の問題にするのではなく、解放感を持たせることが大切です。リビングルームがダイニングルームと同空間にある(LD)場合は、壁をつくらずにお部屋の中心にものを置かずスッキリとさせたり、空間を分けたい場合でも背の低いもので間仕切りにしたりすれば、圧迫感なくできます。
リビングコーディネートのコツ③
集中スペースと個別スペース
オシャレなインテリア雑誌には、整然と整えられたスペースにソファがきれいに並べられたリビングが載っていますが、実際の生活ではどうでしょうか。
ソファでは寝ころんでいる、テーブルで勉強をしている、床で過ごしている、家族のさまざまな過ごし方の姿があります。
リビングはみんなでくつろぐスペース、個室は個人の場所といった分類をしないで、さまざまな過ごし方できるよう多目的な空間をリビングの一部につくると、家族が長い時間心地よくくつろげます。
例えば、ソファには柔らかいクッションを置く、床にビーズクッションを置く、テーブルで軽く勉強、作業ができるよう昇降式にする、勉強道具やパソコンなどを収納できるキャビネットを置く、または壁面収納にしてリビングで活用できるほとんどのものを一か所に収納してしまえば、リビングで勉強、作業するほうが楽になるので過ごす時間も必然的に長くなります。
ご自身のライフスタイルに合わせたスペースを設けて、居心地の良さをアップさせましょう!
リビングコーディネートのコツ③
引用:https://www.pinterest.jp/pin/666180969855687680/?nic_v2=1a6xhwIr4
くつろげてオシャレなリビングの必需設備
リビングの必需品とされているのがソファやリビングテーブル、テレビボード(テレビ)が主なものでした。
現在ではお部屋の広さに合わせて、ソファを置かずにラグを置いてそこでゆったりとするローリビングで過ごす方も多くなってきました。
そんなリビングのインテリアを考えるとき準備しておきたいのがテレビまわりの機器と家具、収納です。
テレビの大きさは勿論、レコーダーの数やスピーカーなど映画を良く見る、音楽を聴くなどで機器類やDVDの数、収納の数が変わります。
その場合、テレビボード横にキャビネットを置くのか、壁面収納のテレビボードを置くのかなどでお部屋に与える印象は違ってきます。
しっかりとテレビまわりの事も考えて揃える、コーディネートすることでリビングでの過ごし方も変わり家族にとっても大切なポイントになります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
くつろぐリビングをつくる時は、絶対に必要なのがご確認のライフスタイルは勿論、くつろぐための空間づくりが大切です。
ゆったりとできるようにソファを置く、勉強などの作業スペースを設ける、リビングで映画を堪能できるように大きめのテレビにするなど。
広くすることが正解ではありません。
どう過ごしたいかになります。
しっかりとイメージして、ご家族がくつろげるリビングづくりをコーディネートしてください。